deainokotonoha’s diary

出会いと発見 未来と過去は今に生きている

胡蘭成 天才の書に触れて

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  筑波山神社の参道わきにある 胡蘭成の書      「天道好還」                小・中学生のものごころついた頃には既に、胡蘭成の額や掛軸を観て日々を過ごしていた。 誰の書とも似ていない胡蘭成の 一種独特の書体と 日本人の発想とはやや異なる言葉の選び方に いつも想いを馳せていた。 中学の時には彼の書体を真似てノートを書いていたが、結局はものにならなかった。 書の世界も奥が深い。 汪兆銘政府の法制局長官まで務めた人物でもあり、当時の知識人と言えるだろう。 添付のイメージは 関東の霊峰 筑波山神社の山門前にある 石に刻まれた胡蘭成の書 「天道好還」。 日本に亡命してから一時 筑波山に隠棲していたらしく、当時の書が筑波山神社に伝わったようだ。 自分の人生に於いて 初めて出会った天才は胡蘭成(の書)だと考えている。